♪ バリ島 〜そこは "SENANG" パラダイス!?   vol.5 ♪

バリ島交通事情 〜バリ島の闇社会!?〜

前回号の『ジャンジャン飛ばすぜ!』から発展して
今号は観光では知る事ができない、バカンスで知りたくはないかもしれない
バリ島の裏話!?をひとつ・・・

前回号でバリ島の人達はあんなバイク、車をジャンジャン飛ばす
ヘルメットはしてないは危なっかしい車線変更そもそも車線を認識してるのか?!
ハラハラドキドキの光景が繰り広げられるバリの道路。
それで、交通事故は起きないのか!?
と言う疑問は当たり前に浮上すると思う。

交通事故が起こらないわけがない!のであります。

近年ではだいぶ事故も増えてきていると運転手さんも言っていたし
7月に行った時も、運転手さんが
「朝迎えに行く途中、ここで、人が死ぬ事故があったよ」
とわりとさっきな時間なのに、その場所はもう何事もなかった様な感じ・・・

自分も何度か事故現場に遭遇した事もある
ちょっと前を走ってたバイクとタクシーが交差点のとこで接触したかなんかで
バイクの後に乗っかっていた(横座り乗りをしていた模様)お姉さんが
バイクから落ちおシリをズズズと引きずられる感じになってたり

車どうし、車vsバイクの接触事故は結構見かけるし

2年程前に一度、本格的な事故現場に遭遇してしまった事もある。

その日は、帰りが結構夜おそくになり宿に帰る途中
道の先で何やら人だかり、軽く渋滞になっていた。
運転手さんが「事故です。見たいですか?」
などと、ノンキな事を言っている・・・
「停めなくていいよ!(笑)」とみんなもまだ余裕・・・
事故現場を通り過ぎようとした、その時、運転手さんが慌てて

「見ないで!」

と、時既に遅し

・・・・・・・・・

2人の若い男性がバイクから放り出された感じでグッタリ
ヘルメットもかぶっていないので頭から血を流し
もうすでに亡くなっていたかもしれません。

ちょうど通った男性達が、グッタリした男性を引きずるようにして路肩に
運ぼうとしていた所でした。もう片方のグッタリした男性の方には
なぜか、誰も手をつけていない感じ。
日本みたいに、何か、みんなが慌てて救急車を呼んだり
走り回ってるという感じではありませんでした。

一同、ブルーになりながらの帰り道、運転手さんが教えてくれました。
「たぶん、救急車は呼んでない。他の島の人だったみたい。」という事。
あの事故を起こしていまった人達が他の地方からきた人だと特に
誰も、病院に連れていきただらないという事。
バリ島では、事故やらなんやらで怪我した人を病院に連れて行った人がお金を払う
事になっているらしい。

「『助けてあげたい』けど自分が大変になるから。
お金が大変。自分の家族も大切だから。」

と言っていました。
なんとも、考えちゃう話ですよね〜
生と死、生きて行くと言う事・・・

それにしても、バリの人、ジャワ島から来た人達や他の島から来た人達に対して
何気にドライな感情をお持ちの方が結構見受けられる事がある・・・
と思うのは私だけでありましょうか・・・
何だか、まだまだまだまだ未知の国であります。



今回は何だかしんみりしちゃいましたかね
次回号はまたまた言いたい放題で張り切っていきましょ〜



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